【巨人】赤星優志が6回まで2失点の粘投も…味方のエラーで7回に勝ち越し許した

スポーツ報知
5回1死一、二塁、けん制球でアウトとなった二塁走者・中田翔(右は門脇誠=カメラ・上村 尚平)

◆JERA セ・リーグ 巨人―中日(24日・東京ドーム)

 巨人・赤星優志投手が6回まで2失点と粘っていたが、7回に味方のエラーも絡んで勝ち越しを許した。

 初回1死一塁から、中日のカリステに左翼ポール直撃の2ランをいきなり被弾。外角を狙った投球が抜けて内に入った完全な失投をとらえられた。

 だが、2回以降は立ち直りテンポの良い投球を展開。追加点を許さず、5回には先頭の涌井のバットを内角球で粉砕するなど、強気のピッチングで5回まで2失点にまとめている。

 6回は連打で1死一、二塁のピンチを招いたが、ここで二塁走者の中田翔を見事なけん制で刺した。遊撃の門脇が中田の背後からスルスルッと二塁へ入り、捕手の岸田がミットを下げて赤星に合図。ドンピシャのタイミングでサインプレーを決めた。最後は岡林を二ゴロに打ち取り、この回も得点を許さなかった。

 だが7回1死三塁から、代打・大島が空振りした際に、捕手の岸田が飛び出した三塁走者を刺そうと送球したが、それが走者に直撃。ボールが遊撃に転がる間に、勝ち越し点を奪われてしまった。

 杉内俊哉・投手チーフコーチ(試合中のコメント)「初回2点取られたけど、野手のみんなのおかげで振り出しに戻してもらったので、ここから頑張ってもらいたい。調子は悪くないと思う。ストライクゾーン内で勝負する所、ボール球を振らせる所、しっかり使い分けて勝負してほしい。勝利投手になってほしいですね」

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