トラウトが2試合連発 メジャー10号一番乗り 大谷移籍の今季はDH併用で全試合出場中

スポーツ報知
マイク・トラウト(ロイター)

◆米大リーグ エンゼルス―オリオールズ(24日・米カリフォルニア州アナハイム=エンゼルスタジアム)

 エンゼルスのマイク・トラウト外野手が24日(日本時間25日)、本拠のオリオールズ戦に2試合連続1番に座り、6回にメジャー一番乗りとなる10号アーチをかけた。

 6回だった。先発右腕クレマーの2―1からの真ん中の直球を完璧にとらえた打球は左翼ポールを巻いた。23日ドジャース・大谷翔平の打球には及ばないものの184・2キロのスピードで飛距離は127メートルの特大アーチで、打った瞬間打球を見送り、確信してゆっくり走り出した。

 エンゼルスは開幕10試合6勝4敗で地区首位を走っていたが、その後の13試合は3勝10敗。特に18日レイズ戦からは5連敗していた。トラウトも17日の8号アーチを打った後の5試合に20打数1安打。

 それに加え、復調かと思われ1番に座っていたレンドンが負傷者リスト入りしたことで23日からトラウトが1番に座っていた。すると12年ぶりの初回先頭打者アーチで、打線に弾みが付いて2回以降も着々と加点。22日に3連勝してア・リーグ東地区首位に浮上したオリオールズに11安打を浴びせて7―4でくだしていた。

 トラウトは今季、全試合にスタメン出場。この日は今季4度目のDH出場。大谷移籍で週に1度DHに座るため、体調も良いようだ。なお、これで本塁打ぺースは64・8本とア・リーグの新記録ペースに再び戻ってきた。 

【動画】マイク・トラウト、今季メジャー一番乗りの10号アーチ!

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