ドジャースのムーキー・ベッツ「大谷ができることの90%は俺にはできない」打率で大谷に6厘差2位浮上

スポーツ報知
猛打賞を放ったドジャースのムーキー・ベッツ内野手(ロイター)

◆米大リーグ ナショナルズ2―11ドジャース(24日・米ワシントンDC=ナショナルズパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が24日(日本時間25日)、敵地・ナショナルズ戦に「2番・DH」で先発出場。二塁打3本で5試合ぶり今季4度目の猛打賞をマークするなど、6打数3安打2打点だった。全米トップの打率は3割7分1厘に上昇。ドジャースは3連勝で首位をキープした。

 3二塁打はMLB7年目で初。3長打は8日(同9日)のツインズ戦での2二塁打&3号ソロ以来、今季2度目だった。

 大谷の前で1番を打つM・ベッツ内野手は6打数4安打2打点の活躍で打率を3割6分5厘まで伸ばした。MLBトップの大谷まで6厘の2位に浮上した。パワフルな打球を飛ばす大谷の隣で影響されずにプレーすることの難しさについて質問されると「そんなに難しいことではないよ。彼ができることの90%は俺にはできないことだから、俺はそれ(=大谷がやっていることと同じこと)をやろうとも思わない。俺はムーキーであって、自分ができる最高のムーキー・ベッツでいることが、自分にできることのすべてだ。6インチ(約15センチ)背を伸ばして、50パウンド(約20キロ)体重を増やすことはできないよ」と独特のムーキー節で語った。

 「大谷に関して何か他に言える言葉がもうない。だがチームにはいい時もあれば悪い時もあるから、みんなが毎日プレーしに来ることが重要だ。その日がどうなるかわからないのだから」とチーム合計20安打で勝利した手応えを口にしていた。

野球

×