【広島】3年目ドラ1・黒原拓未、救援でプロ初勝利の権利ゲット バットでもプロ初安打の適時三塁打

スポーツ報知
4回2死一塁、適時三塁打を放った黒原拓未(カメラ・清水 武)

◆JERAセ・リーグ ヤクルト―広島(25日・神宮)

 広島の黒原拓未投手が、リリーフ登板でプロ初勝利の権利を手にした。

 4点ビハインドから2点差に詰め寄った3回から2番手で登板。5回まで3イニングを無失点。6―6同点の5回1死二塁から自身の代打・秋山の中前適時打で勝ち越しに成功し、さらに野間の適時打でリードを2点に広げた。

 2点を追う4回には、プロ初安打も放った。2死一塁からライナー性の打球を放ち、ヤクルトの左翼・サンタナが照明が重なったような形で後逸。スライディングで三塁に到達すると、満面の笑み。さらに2死一、三塁から菊池の遊撃内野安打で同点のホームを踏み、プロ初得点もマークした。

 21年ドラフト1位の3年目左腕。今季は右肘の張りを訴えた森下の代役として開幕2戦目の3月30日のDeNA戦(横浜)に先発。2度の先発で白星をつかめず、森下の復帰後はリリーフに回っていた。

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