松下奈緒とflumpoolがコラボ主題歌 6・7公開映画「風の奏の君へ」…松下はピアノ曲も書き下ろし

スポーツ報知
映画「風の奏の君へ」の主題歌をflumpoolとコラボレーションする松下奈緒

 女優の松下奈緒とロックバンド「flumpool」が、松下の主演映画「風の奏(かなで)の君へ」(大谷健太郎監督、6月7日公開)の主題歌「いきづく feat. Nao Matsushita」でコラボレーションする。

 映画は、あさのあつこ氏の「透き通った風が吹いて」を原案に、お茶の名産地として知られる岡山・美作を舞台にしたラブストーリー。松下は美作を訪れたピアニスト・里香役を演じており、flumpoolのボーカル・山村隆太も茶葉屋の店主で、かつて交際していた元恋人・淳也役でスクリーンデビューを飾っている。

 主題歌「いきづく―」は山村が作詞し、ギターの阪井一生が作曲を担当。松下とflumpoolは、それぞれ別のレーベルに所属するアーティストだが、映画ならではのコラボでの美しいハーモニーを響かせている。

 松下は「喪失感や、心にぽっかり穴が空いてしまったようなイメージをこの曲から感じました。だからこそイメージとは逆の表現で、山村さんに寄り添う形で歌わせていただきました」とコメント。山村は「主題歌のタイトル『いきづく』は『生きることに気づく』という意味です。世間に流され生きてきた男が、もう忘れようとしていた人との再会することで気づいた胸の鼓動や、大切な人を想う深い慈しみを、ヒロインを演じる松下さんと一緒に歌えたらと思って書きました」と思いを込めた。

 また松下は、今作のためにピアノ曲「風の奏」と「小さな奇跡 ~Un petit miracle~」の2曲を書き下ろし。映画では松下自らが演奏するシーンもある。松下は「言葉以上に伝わるものがあって欲しいと思いながら、岡山のロケーションで感じた想いで曲を紡いで行きました。できれば良い音響の映画館で映像と共に感じて頂けたら」と呼びかけた。

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