【広島】一時4点差逆転も痛恨サヨナラ負け…3位浮上も貯金生活も黒原拓未プロ1勝も全て消えた

スポーツ報知
2回6失点のハッチ(カメラ・清水 武)

◆JERAセ・リーグ ヤクルト9×-8広島(25日・神宮)

 広島は、一時4点差を逆転しながら、痛恨のサヨナラ負けを喫した。

 1点リードの8回、島内が踏ん張れなかった。先頭・長岡に二塁打を浴び、1死三塁から代打・川端の左前適時打で同点に追い付かれた。9回は守護神・栗林が1死からサンタナにサヨナラ弾を浴びた。栗林は、今季初登板の3月31日のDeNA戦(横浜)こそ1安打されたが、その試合から、この日の村上まで26者連続で一人の出塁も許さない投球を見せていたが、今季初黒星を喫した。

 すべてがフイになった。2回にはプロ初スタメンの21歳・二俣がプロ1号ソロ。先発・ハッチは2回6失点KOされたが、3回から登板した黒原が、3イニングを無失点。4回に自身でもプロ初安打の適時三塁打を放ち、6回に自身の代打・秋山が勝ち越し打を放ち、一時はプロ初勝利の権利も手にしていた。

 2分けを挟んだ今季最長の連勝は「4」でストップ。勝てば、4月4日以来の貯金1だったが、再び借金生活に突入した。

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