【広島】26者連続で抑えていた守護神・栗林良吏が痛恨サヨナラ被弾で今季初黒星 「ケアが足りなかった」

スポーツ報知
9回1死、サンタナにサヨナラ本塁打を浴びた栗林良吏(カメラ・清水 武)

◆JERAセ・リーグ ヤクルト9X―8広島(25日・神宮)

 広島は、一時4点差を逆転しながら、痛恨のサヨナラ負けを喫した。守護神・栗林良吏投手が、同点の9回1死からサンタナに痛恨の一発を浴び、今季初黒星を喫した。

 栗林は9回先頭・村上に対し、151キロ直球で追い込み、152キロ直球で空振り三振。サンタナに対しては簡単に2球で追い込んだが、最後は高めの153キロ直球を右翼席に運ばれた。一発は絶対に避けないといけない場面だった。「そう思ってマウンドに上がりましたし、そこのケアが自分の中で足りなかった」と反省した。

 今季は開幕から好投を続けていた守護神。今季初登板となった3月31日の敵地・DeNA戦で1死から関根に安打を許して以降、この日の村上まで26者に対して一人の出塁も許していなかった。サンタナの最後の1球については「自分があそこで空振りを取りにいってしまった。自分が違う選択肢を持てれば、一番最悪の結果にはならなかった」と唇をかんだ。

 チームは、2分けを挟んだ今季最長の連勝は「4」でストップ。勝てば、4月4日以来の貯金1で3位浮上だったが、再び借金生活に突入した。

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