U―23日本代表、クロスは今大会最多の55本! 右サイド攻撃が54・2%…関根、山田、山本らが活性化

スポーツ報知

◆サッカー男子パリ五輪アジア最終予選兼U―23アジア杯 ▽準々決勝=延長戦15分ハーフ= 日本4―2カタール(25日・ドーハ)

 1次リーグを2位通過した日本は準々決勝で開催国のカタールを延長戦の末に4―2で下し、8大会連続の五輪出場に王手をかけた。

 データサイト「Opta」によると、日本のクロス数は今大会最多の55本に上った(カタールは11本)。前半38分には敵陣左のスローインからMF松木玖生のグラウンダークロスから細谷真大が決定機。前半41分に相手GKが退場して数的優位となった中、サイドからのクロスを多用してチャンスを作った。

 特に「右」からの攻撃が際だった。AFCのサイトによると、アタッキングサードの攻撃は右サイドが54・2%に上り、中央(24・2%)と左サイド(21・6%)を大きく上回った。

 右サイドバックのDF関根大輝は後半32分、38分、延長前半2分と立て続けにFW藤尾翔太へクロスを送って決定機を演出。開始2分で先制点を決めた右FWの山田楓喜、インサイドハーフのMF山本理仁らとの連係で右サイドを活性化させた。

 ボール保持率は72・9%―27・1%、パス数は663本―255本、シュート数は22本―10本、枠内シュートは7本―2本。スタッツ面でカタールを圧倒した。

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