大谷翔平、5回のチャンスで併殺打…3打席連続凡退 首位打者&最多安打から陥落

スポーツ報知
3打席連続凡退のドジャース・大谷翔平投手(AP)

◆米大リーグ ナショナルズ―ドジャース(25日・米ワシントンDC=ナショナルズパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が25日(日本時間26日)、敵地・ナショナルズ戦に「2番・DH」で先発出場。5回1死一、三塁の第3打席は初球を打って二ゴロ併殺だった。1番・ベッツがここまで2安打で両リーグ最速の40安打に到達。39安打の大谷は3打席連続の凡退で抜かれ、現時点で打率(3割6分1厘)もベッツ(3割7分4厘)に逆転された。

 ナ軍先発の左腕・ゴアは150キロ台後半の直球で押してくる。初回1死の第1打席は98・3マイル(約158キロ)直球にバットが空を切り、3球で空振り三振に倒れた。3回無死二塁の第2打席は97・4マイル(約157キロ)直球で2打席連続の空振り三振だった。

 ワシントンDC初見参となった23日(同24日)のナショナルズ戦では2点リードの9回先頭で2戦連発となる6号ソロ。今季自己最長の飛距離450フィート(約137メートル)。さらに、打球速度118・7マイル(約191キロ)は本塁打では自己最速を更新した。25日の同戦ではメジャー初の1試合3二塁打で3安打2打点と大暴れしてきた。

 大谷は米国の首都でも大人気で、大谷モデルのグラブを持った男性ファンもおり、スタメン発表時や打席に入った際には敵地とは思えない歓声が起きる。“世界のOHTANI”見たさに球場の食堂スタッフが作業を止めて打席を見つめたこともあった。

 この日まで打率3割7分1厘、39安打、14二塁打、73塁打、21長打、長打率6割9分5厘、OPS1・129は両リーグ7冠だった大谷。試合前には昨年9月の右肘手術後初めての“外野守備”を行うなど、精力的な動きを見せていた。

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