カブス今永昇太、レッドソックス戦で渡米後最長6回1/3…4勝目の権利持って降板

スポーツ報知
カブスの今永昇太投手(ロイター)

◆米大リーグ レッドソックス―カブス(26日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 カブスの今永昇太投手(30)が26日(日本時間27日)、敵地のレッドソックス戦で5試合目の先発登板をした。レッドソックスの吉田正尚外野手(30)はスタメンを外れた。

 シカゴよりは暖かい気温12度の中、半袖でマウンドに上がった今永。先頭のデュランを当たり損ないの投直、2番オニールを遊ゴロ、レフスナイダーを空振り三振にしとめ、初回を無失点で立ち上がった。

 2回と3回を三者凡退とし、4回先頭のデュランにはセーフティーバントで揺さぶられたが、今永みずから鮮やかなグラブトスで処理。その直後の1死無走者でオニールに中越えソロを被弾した。なお四球と安打で1死一、二塁とされたが、後続を断ち、1失点でしのいだ。5回、6回も無失点で3度目のクオリティースタートを達成。7回、先頭打者に安打で出塁を許し、飛球で1死をとったところで降板。88球。自ら拍手しながらベンチに戻ってベンチでハイタッチした。

 今永はこれまで4試合に登板し3勝0敗。21回1/3で4失点(自責2)。防御率は0・84でMLB3位につけていた。投球内容もMLBトップクラス。四球の割合はメジャー2位の2・4%。四球/三振の比率もメジャー2位の10・50と安定感は抜群だ。被打率は1割7分5厘。特に、9三振を奪っている直球に関しては、被打率1割1分5厘。10三振を奪っているスプリットについては、被打率2割と、持ち球の威力が十二分に発揮されている。

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