【巨人】先発・横川凱が5回無失点で勝ち投手の権利「先発として役割は果たせた」

スポーツ報知
先発の横川凱(カメラ・相川 和寛)

◆JERA セ・リーグ DeNA―巨人(27日・横浜)

 開幕2軍スタートだった横川凱投手が今季初先発。5回まで3安打無失点で勝ち投手の権利を得て降板した。

 14日からロングリリーフ枠で1軍に昇格し、登板した3試合で無失点と好投しチャンスをつかんだ横川。1回先頭の桑原将志外野手に左前打を打たれ、1死二塁とされたが、後続を抑えて無失点の立ち上がり。2回は1死から右前打した関根大気外野手を自ら一塁へのけん制で刺し、ピンチの芽を摘んだ。

 4回は1死から牧秀悟内野手の右前打、宮崎敏郎内野手への四球で一、二塁とされたが、関根大気外野手を一ゴロ併殺打に打ち取った。

 横川について杉内俊哉投手チーフコーチは「ここまで素晴らしい投球をしていると思う。横川は投球術をもっているので、この後も長く投げることは考えずに、一人ずつ一人ずつ丁寧に投げていってほしい」とコメントした。

 打線は2回に先制点。岡本和真内野手が、DeNAの先発左腕・ケイ投手の初球のまっすぐをとらえて、左翼スタンド中段に飛び込む4号ソロアーチ。主砲の打った瞬間にわかる一発で1点を先取。

 さらに、萩尾匡也外野手が遊撃内野安打、オコエ瑠偉外野手の右前打で三進した無死一、三塁で、スタメンマスクの大城卓三捕手が中犠飛を放ち2点目を挙げた。

 5回で降板した横川は「先発としてしっかりと役割は果たせたかと思います。あとはチームが勝てるように応援します」と語った。

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