幕内・平戸海が横綱・照ノ富士から指名されて計7番2勝「自分の形で攻められた」 夏場所も「思い切りやる」 大相撲春巡業

スポーツ報知
横綱から指名された平戸海が照ノ富士を寄り切る(カメラ・山田 豊)

 大相撲の春巡業が27日、埼玉・所沢市で行われた。幕内・平戸海(境川)が横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)に指名され、7番連続で相撲を取った。3番目の相撲では鋭い立ち合いからもろ差しになり、一気に寄り切るなど横綱から2勝。「指名していただいてありがたい。幕下時代の対戦(19年九州場所)以来で稽古場では初めて。すごく重かったけれど、相撲は良かったと思う。自分の形で攻められた」と充実感を漂わせた。

 春場所は自己最高位の西前頭4枚目で9勝。夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)は番付を上げることが確実で、照ノ富士と対戦する可能性が高い。「極まったら負ける。極まらないように先に先に攻めたい。思い切りやるだけ」と気合十分。上位総当たりが予想される夏場所でも「勝ち越したい」と意気込んだ。

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