磐田との昇格組対決に敗れ首位陥落 町田・黒田剛監督「ふわっとしたところが出ること自体、甘い」

スポーツ報知
町田・黒田剛監督

◆明治安田J1リーグ▽第10節 磐田2―0町田(27日・ヤマハ)

 町田は磐田に0―2と敗れ、首位の座を明け渡して暫定2位となった。黒田剛監督は「後半開始1分の失点がすべてだったかな、と思います。やはりサッカーというものは、終わり際、始まり際は精神的にすごく難しいところ。そこもしっかり締めてハーフタイムは送り出したつもりでしたが、ああいったふわっとしたところが出ること自体、まだまだ甘いな、という印象があります。その後チャンスもありましたが、1本中の1本を決めた磐田さんと、ゴール前の精度に差があった」と振り返った。

 前半は主導権を握り、迎えた後半1分に“落とし穴”があった。中盤でセカンドボールを拾われると、DFドレシェビッチが磐田FWジャーメインと入れ替わられ、ジャーメインからのスルーパスでゴール前に進入を許した。パスを受けた同MF松本のシュートはGK谷晃生がセーブしたが、そのこぼれ球を同DF松原に押し込まれた。後半25分には、DF昌子源のハンドで与えたPKをジャーメインに決められて2失点目。後半アディショナルタイムにはオーストラリア代表FWデュークのヘディングが枠をとらえたが、磐田GK川島が右手で触り、ポストをヒット。最後までゴールを割ることができず、今季10試合目で初の無得点に終わった。

サッカー

×