【ボーイズリーグ】アシックス旗争奪第33回春季北海道大会開幕 とかち道東・太野陽向主将が満塁弾

スポーツ報知
7回2死から満塁弾を放ち、笑顔でホームへ向かう、とかち道東の太野

◆ボーイズリーグアシックス旗争奪 第33回春季北海道大会 第1日(27日・札幌円山ほか)

 開会式で旭川大雪ボーイズの水口叶夢主将(3年)が選手宣誓し、今季公式戦が開幕。1回戦6試合を行った。とかち道東ボーイズは打ち合いの末、7回2死から太野陽向主将(3年)の満塁弾が飛び出すなど13―10で札幌北広島ボーイズBを撃破。10年ぶりVを目指す札幌豊平ボーイズなども勝ち上がった。

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 とかち道東が、主将の“餅パワー”で壮絶な打ち合いに決着をつけた。6―6で迎えた7回表。3点を勝ち越し、なおも2死満塁で2番・太野が左翼ポール直撃の本塁打を放ち一気に差を広げた。その裏に4点を返されただけに、値千金の一撃。「冬場に取り組んだ練習の成果が出ました」。毎日夜食に餅を4個食べてパワーアップした体に自信がみなぎっていた。

 〇…開会式では、旭川大雪の水口主将が選手宣誓。「指導者の方や近くで支えてくれている家族に恩返しをする気持ちで戦います」と感謝を伝えつつ健闘を誓った。「出だしでミスしたので80点」と辛口採点だったが、チームは絶好調。3月の春季全国大会で8強に進出した勢いにも乗って「受け身にならず自分たちの野球で再び全国大会に行きたい」と先を見据えた。

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