全国初「キン肉マン」常設ミュージアムでオープンセレモニー キン肉バスターを実体験!複製原画、等身大フィギュアも

スポーツ報知
静岡・沼津市で4月29日にオープンする「キン肉マンミュージアム」のオープンセレモニーに登場した(左から)キン肉マン、作者「ゆでたまご」の嶋田隆司氏、館長を務めるプロレスラーのミノワマンZ

 人気アニメ「キン肉マン」で全国初となる常設展示場「キン肉マンミュージアム」が、静岡・沼津市で29日にオープンするのに先立ち、28日はオープニングセレモニーが行われた。作家・ゆでたまごで原作を担当する嶋田隆司氏、館長を務めるプロレスラーのミノワマンZらが参加。嶋田氏は「アニメの中で、『キン肉マンランド』を作りたいというのがあった。(キン肉)スグルの夢もそう」と喜びをにじませた。

 「夢の超人タッグ編」で描かれたトーナメント・マウンテンの舞台が富士山で、そこにつながる街として沼津市が選ばれた。館内の総面積は840平方メートル。関連グッズを集めた物販コーナーや漫画・関連書籍を楽しめる1階と、45枚の複製原画(入場者は撮影不可)や11体の新作等身大フィギュア、ゆでたまごの現在に至るまでを紹介する2階に分かれている。ウォーズマンに「キン肉バスター」をかける仕掛けなどもあり、様々に楽しむことができる。

 週刊少年ジャンプで連載がスタートして今年で45周年。嶋田氏は「連載をしていて、親子で見ている人も多い。僕が今見ても面白い。面白いものは普遍的」とうなずいた。ミノワマンZは「キン肉バスターの実体験は見ものですし、原画のところは空気が変わる感じで、ゾクッとする。それを体験してほしい」とPRした。

 沼津市はアニメ「ラブライブ!」の舞台として聖地とも言われているが、市側では空き店舗が目立つ駅前商店街の新たな起爆剤として大きな期待を寄せている。

◆キン肉マンミュージアム 営業時間は午前10時から午後6時。定休日は水曜。入場料は大人1000円、シニア900円、中学・高校生700円、4歳以上が500円。住所は静岡県沼津市大手町5の2の15。JR沼津駅南口からすぐ。

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