WBOバンタム級王者J・モロニー来日 5月6日武居由樹を蹴散らしタコパ?「試合の後はご褒美にたこ焼きやお好み焼きを食べたい」

スポーツ報知
来日したジェーソン・モロニー

◆プロボクシング ▽WBO世界バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・ジェーソン・モロニー―同級5位・武居由樹(5月6日、東京ドーム)

 WBO世界バンタム級王者のジェーソン・モロニー(オーストラリア)が28日、来日した。挑戦者である元K―1王者の武居由樹(大橋)について「とても強く、タフな試合になる」と警戒。オーストラリアでは日本人のスパーリングパートナー3人と練習を積み、試合に備えてきたという。

 20年10月に現・世界4団体スーパーバンタム級(55・3キロ以下)統一王者で当時、WBA&IBFバンタム級王者だった井上尚弥に7回KO負けした。しかし、昨年5月に王座決定戦でビンセント・アストロラビオ(フィリピン)を下し、井上が返上した王座の一つを獲得。今年1月には初防衛に成功した。モンスターと同じ大橋ジムの選手との対戦になる。

 来日は2度目で、昨年は大阪で日本食のおいしさにとりつかれたという。「試合が終わったらご褒美に、たこ焼きやお好み焼きを食べたい」と笑顔を見せた。

 母国での防衛戦ではなく、東京ドームでの試合を受けた理由について、「日本で試合をやりたいと思っていたんだ。東京ドームで行う日本最高レベルの興行でタイトルマッチをするのに、断る理由はない」と大観衆の前での試合を楽しみにしている。

 双子の弟アンドリュー・モロニー(オーストラリア)は12日にパースで行われるWBC世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)暫定王座決定戦でベルト奪取を目指す。元WBC世界ライトフライ級(48・9キロ以下)王者でWBC世界同級6位のペドロ・ゲバラ(メキシコ)と対戦する弟に、勝利のタスキをつなぐためにも、2度目の防衛に全力を尽くす。

 戦績は33歳のJ・モロニーが27勝(19KO)2敗、27歳の武居が8勝(8KO)。

 試合はPrime Videoで中継される。

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