【DeNA】今季2度目の11失点で最下位タイ転落 投手陣が打ち込まれ三浦大輔監督「監督として責任を感じている」

スポーツ報知
三浦大輔監督

◆JERA セ・リーグ 中日11―1DeNA(29日・バンテリンドーム)

 DeNAは投手陣が打ち込まれ、15安打11失点と今季2度目の2ケタ失点で3連敗。ヤクルトと5位に並び、最下位に転落した。

 先発したジャクソンは2回まで無安打も両軍無得点の3回に崩れた。2死二塁に山本に四球を許しピンチを広げると、3者連続で適時打を打たれ一挙4失点。4回には味方の失策も絡み1点を失い4回6安打5失点(自責4)でKOされた。

 5回から2番手で登板した森唯も2死一塁で木下拓に2ランを被弾。6回にも細川に満塁弾を浴び、2回8安打6失点と打ち込まれた。ここまで5試合に先発し、1勝3敗のジャクソンについて、三浦大輔監督は「ストライクボールがはっきりした部分はありましたけど、本来の投球ができなかった」と振り返り、森唯については「展開的に少し申し訳なかった」と頭を下げた。

 一方、打線は初回、先頭の度会が中前打で出塁。続く桑原が四球を奪うなど、無死一、二塁の先制のチャンスを作るも後続が倒れ無得点。7回無死一塁では蝦名が右中間へ適時二塁打を放ち今季初打席で初打点を挙げたが、そこまで。「もちろん先制点は今のこのチーム状態では大きなポイントになってくると思うので、そこを取れるように」と指揮官。「今、投打ともに悪い部分が出てきているので、そこは監督として責任を感じています。選手たちが何とか思い切っていけるように明日に備えたい」と前を向いた。

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