西村知美、杉浦幸、酒井法子がラジオ番組で初共演 ともに「モモコクラブ」出身

スポーツ報知
ラジオ番組で共演した(左から)西村知美、杉浦幸、酒井法子、森田健作

 前千葉県知事で俳優の森田健作のパーソナリティー番組で、タレントの西村知美がアシスタントを務めるニッポン放送「青春の勲章はくじけない心」のスペシャルが5月3日午後4時から放送することになり、ゲストに歌手で俳優の酒井法子と杉浦幸が出演することになった。3人は80〜90年に学研から発刊されていたアイドル雑誌「MOMOCO」の企画で、アイドルの登竜門と言われた「モモコクラブ」出身だが、3人が番組で顔を合わせるのは今回が初めて。

 「モモコクラブ」の会員には「桃組出席番号」があった。今回の3人の中では西村知美が一番先輩で922番。続いて杉浦幸の1173番で、酒井法子は1482番だった。

 当時の編集担当者によると「モモコクラブ」には「3000人ぐらいの会員がいた」そうで、その顔ぶれの中には飯島直子(219番)や鈴木保奈美(528番)、田中美奈子(1312番)、それに将棋の羽生善治九段と結婚した畠田理恵(1404番)などもいた。西村は「もしかしたら、今、活躍されている人の中には、名前を出されたら迷惑だって言う人もいるかもしれませんね」などと苦笑していた。

 しかし、その一方で「私の場合はモモコクラブつながりで幸ちゃんとは仲が良くなった」(西村)そうで、当時は西村と杉浦、そして島田奈美(現在は島田奈央子)で「桃組3人娘」と呼ばれていたという。「プライベートでも、よく会っていました。買い物に行ったり、お互いの家を泊まり歩いたこともあった」(杉浦)と振り返っていた。

 ところが、デビュー以来、西村と杉浦が「仕事では1回も一緒になったことがなかった」と明かした。酒井が「じゃ、知美ちゃんと幸ちゃんがお仕事で共演するのは、今回が初めてなの?」と驚いた表情でいうと、西村が「実はそうなんです」と振り返った。酒井は「私は知美ちゃんはもちろんだけど、幸ちゃんとも一緒になったことがあったんですけどね」と言うと、西村は「いつも何でだろうねって言っていたんです。プライベートでは仲良かったから“共演NG”ではなかったのですが、おそらく、私たちには分からない“大人に事情”があったのかもしれないですね」と苦笑していた。

 さらに、話題はファンからのプレゼントに。杉浦が「好きなアクセサリーを買って下さいと、20万円が送られてきた」ことを明かした。また、酒井は「婚姻届と指輪が送られてきたことがあった」とし、西村も「部屋の鍵が送られてきた時は驚いた」と振り返っていた。

 森田は「80年から90年代はテレビ番組も活気があった」とし、その上で「活躍の場が多かったから、みんな個性を引き出すことが出来たから、ドラマも面白かった。時代が変わっても大切なことは残っていって欲しい」と語っていた。

 番組の後半には俳優でシンガー・ソングライターとしても活躍している京本政樹も加わり、当時のアイドルには欠かすことのできなかった「親衛隊」についても言及し、「キャンペーンなどでは守ってもらった」(西村)ことや、ドラマ出演では数々の話題作を制作してきた「大映テレビ」についての話で盛り上がった。

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