桂由美さんの半生演じた高梨臨が追悼「これからもずっと憧れの人」今年2月のドラマ前に対面し「かっこよくて素敵で」

スポーツ報知
高梨臨のインスタグラム(@rintakanashi_official)より

 女優の高梨臨(35)が30日に自身のインスタグラムを更新し、26日に亡くなった桂由美さん(享年94)を追悼した。高梨は2月24日放送の日本テレビ・読売テレビ系スペシャルドラマ「はれのひ シンデレラ ウェディングドレスを日本へ! ある女性の挑戦」で桂さんの半生を演じた。

 生前の2ショットをアップして「かっこいい女性だなと、思っていました。お会いして、お話ししたら、とても柔らかくて、温かい方で、それでもやっぱりかっこよくて、素敵で」と人柄を回顧。「仕事に情熱を燃やし、愛情を持ち続ける姿は、演じていて、桂さんから、仕事に対する向き合い方を教えていただいているような気持ちでした。これからもずっと憧れの人です。ご冥福をお祈りします」と悼んだ。

 高梨はドラマの放送を前に「台本を読ませていただいたら、凄(すご)く素敵(すてき)なお話で、この本だったら演じてみたい! 挑戦してみたい!と思いました。桂さんが、こんなに面白く、素敵な人生を歩んでいるんだ、というのがシンプルに楽しかったです」とコメント。桂さん本人とも対面し「初めてお姿を見たときは、あまりのオーラに固まってしまいました」と振り返りつつも「とても優しくて、温かくいろんなお話をしていただきました」と感激していた。「仕事に恋をして、情熱を燃やして、日本のブライダルを変えてこられた、その情熱について、自分もとても心を打たれました。皆さんにも、その先生の情熱を伝えられるように取り組んでいきたいです」と意気込んでいた。

 株式会社ユミカツラインターナショナルは30日、公式サイトで「1965年以来ユミカツラのクリエイティブディレクターを務めてきた桂由美(かつら·ゆみ/94歳)の逝去を発表します」と死去を報告。桂さんは日本初のブライダルファッションデザイナーとして活躍。70年代には、それまで貸衣装がメインだった日本のウェディングドレスに対し、「OLの1ケ月のサラリー(=給与)で買えるウェディングドレス」を発表し、人気が急拡大。桂さんの活躍もあって日本中にウェディングドレスが広まった。

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