元K―1王者・武居由樹の挑戦受けるジェーソン・モロニー「井上(尚弥)との対戦は大変価値のあるものだった。武居との試合で力を見せる」

スポーツ報知
ベルトを肩にポーズを決めるジェーソン・モロニー (カメラ・佐々木 清勝)

◆プロボクシング ▽WBO世界バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・ジェーソン・モロニー―同級5位・武居由樹(5月6日、東京ドーム)

 WBO世界バンタム級王者のジェーソン・モロニー(オーストラリア)が30日、都内で練習を公開した。20年10月に現・世界4団体スーパーバンタム級(55・3キロ以下)統一王者で当時、WBA&IBFバンタム級王者だった井上尚弥に7回KO負け。今回、東京ドームで対戦する元K―1王者の武居由樹(大橋)は、井上と同じ大橋ジムの選手だ。「井上選手との対戦は大変価値のあるものだった。自分が成長するきっかけとなった。武居選手との試合で自分の経験、力を見せる」と意気込んだ。

 J・モロニーは昨年5月に王座決定戦でビンセント・アストロラビオ(フィリピン)を下し、井上が返上した王座の一つを獲得。今年1月には初防衛に成功した。

 双子の弟アンドリュー・モロニー(オーストラリア)は12日にパースで行われるWBC世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)暫定王座決定戦でベルト奪取を目指す。元WBC世界ライトフライ級(48・9キロ以下)王者でWBC世界同級6位のペドロ・ゲバラ(メキシコ)と対戦する弟に、勝利のタスキをつなぐためにも、2度目の防衛に全力を尽くす。

 戦績は33歳のJ・モロニーが27勝(19KO)2敗、27歳の武居が8勝(8KO)。

 試合はPrime Videoで中継される。

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