【広島】床田寛樹、6回3失点で3勝目ならず…申告敬遠2つを含めて自己ワースト更新の6四死球

スポーツ報知
4回無死満塁のピンチを招いた広島先発・床田寛樹(中央)(カメラ・渡辺 了文)

◆JERAセ・リーグ 広島―阪神(30日・マツダスタジアム)

 広島の床田寛樹投手が、6回3失点で2点リードを許して降板した。自身2連勝だったが、今季3勝目はならなかった。

 秋山の初回先頭打者初球本塁打で先取点をもらったが、直後の2回に1死からノイジーを四球で歩かせ、2死二塁から坂本に中前適時打で同点に追い付かれた。1―1同点の4回は先頭・大山に四球を与え、ノイジーには左前打、さらに佐藤輝に死球。無死満塁から坂本の二ゴロ併殺打の間に勝ち越しを許した。6回には再び大山に先頭四球を与え、1死一、二塁から坂本の右犠飛で追加点を奪われた。

 今季は2四球が最多と、安定した制球力で好投を続けてきたが、この日は申告敬遠2つを含めて6四死球。19年5月3日の巨人戦、同10日のDeNA戦の5四死球を上回り、自己ワースト更新と制球を乱した。6回109球を投げ、4安打6四死球で3失点。試合前まで0・93でリーグトップだった防御率は1・54となった。

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