パドレス・ダルビッシュ有、5回無失点で今季初勝利の権利得て降板…負傷者リストから復帰戦で快投

スポーツ報知
先発したダルビッシュ(ロイター)

◆米大リーグ パドレス―レッズ(30日・米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 パドレス・ダルビッシュ有投手(37)が、30日(日本時間5月1日)、本拠地・レッズ戦で先発した。

 2回まで三者凡退と抜群の立ち上がりを見せた。3回には安打で先頭打者に出塁されたが、空振り三振と三ゴロで2アウトを取った。その後安打で2死一、三塁。さらに盗塁で二、三塁とされ、主砲デラクルスとの対戦となったが、一ゴロに仕留め、ピンチを脱した。4回、5回も危なげなく無失点に抑え、今季初勝利の権利を得た。

 メジャー13年目のダルビッシュは、3月20日の韓国・ソウルでのドジャースとの開幕戦に先発。その後も4試合に先発したが、5登板で0勝1敗、防御率4・18と白星に恵まれなかった。5回4安打3失点だった14日(同15日)の敵地・ドジャース戦を最後に首の張りのため17日に負傷者リスト(IL)入り。IL入りは登板翌日の15日から適用されたため、最短での復帰。同日以来16日ぶりのマウンドになった。

 レッズの先発は日本ハム、ソフトバンクでもプレーして昨季までの2年間パドレスで同僚だったニック・マルティネス投手(33)。粘りの投球で4回まで1失点と奮闘していたが、5回に1死満塁から走者一掃の適時二塁打を浴びた。その後さらに1失点し、5回5失点(自責3)で降板した。

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