霧島が新天地で本格始動「みんなで頑張る」 2度目のカド番も「考えずに」 平常心で夏場所へ

スポーツ報知
若い衆に胸を出す霧島(左=カメラ・三須 慶太)

 大相撲の大関・霧島(音羽山)が1日、転籍先となった東京・墨田区の音羽山部屋で本格始動した。陸奥親方(元大関・霧島)の定年に伴い陸奥部屋が閉鎖し、先月2日付で音羽山部屋へ転籍。ただ春巡業があったため、1人で稽古場で基礎運動をする機会はあったが、力士が全員集合しての稽古は初めてとなったという。

 この日は、四股や若い衆に胸を出すなどして汗を流した。昨年末に創設されたばかりの真新しい部屋について「部屋が新しくて、新しいにおいもする。いいですよね。新たな気持ちです。これからみんなで一緒に頑張って行きたいですね」と感想。心機一転、新しい環境で鍛錬を重ねていく構えだ。

 3月の春場所は5勝10敗と不振で、夏場所(12日初日、東京・両国国技館)は2度目のカド番で迎える。「初めて(のカド番)は緊張感もたくさんあったけど、2回目なのでちょっと慣れたというか。でもそういうのを考えずに、15日間体に気をつけて、けがしないように相撲を取るのが一番」と平常心を強調していた。

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