蝶花楼桃花が7月の「三十一夜」連続ネタ下ろし後に大阪独演会「“ニュー桃花”になってうかがえる」

スポーツ報知
キョードー大阪での取材会で、8月18日に大阪・心斎橋で開催する「夏の独演会」をPRした落語家・蝶花楼桃花(カメラ・筒井政也)

 女性落語家の蝶花楼桃花(ちょうかろう・ももか)が1日、大阪市内で、「蝶花楼桃花 夏の独演会」の大阪公演(8月18日=心斎橋・PARCO SPACE14)の取材会に出席した。

 桃花は春風亭小朝一門で2022年3月に、落語協会では10人目となる女性の真打ちに昇進。今年4月に昇進後初の大阪での独演会を行ったばかりで、夏も開催する。

 7月1~31日には東京・池袋演芸場で「桃花三十一夜」と題し、「厳しい」と腹をくくった31日間連続のネタ下ろし興行(62演目)を決行する。その直後の公演とあって「疲れ果ててげっそりしているか、充実しているか、自分でも楽しみ。“ニュー桃花”になってうかがえるのでは」と張り切った。

 「春風亭ぴっかり☆」改め桃花として、大阪では2度目の独演会に。前回は東京の落語家から「大阪のお客さんは昔からシビアで『笑わせてくれるんでしょ?』という感じだと聞き、ガタガタ震えていましたが、受け入れてくださり、言われていたのとは違った」とホッとした様子で、自信を付けて挑む。

 上方から全国区に成長した桂二葉(によう)との共演も多くなり、「おかげでデッカイ劇場にも出させていただいた。(勢いに)乗っかっていきたいぐらい。認知していただけるのは私にとっても得になる」と女性落語家同士の交流を喜んだ。

 大阪公演ではゲストに桂米団治を招く。米団治には昨年に大ネタ「地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ」の稽古を付けてもらった。「イケメンでカッコいい。お稽古の時にスポーツカーで迎えてくれた。『米団治のオンナ』に見えたかも?」とジョークで取材陣を笑わせた。

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