【オリックス】ハムキラー右腕が復活「自分の投球をすれば、結果はついてくる」3連敗中チーム救う

スポーツ報知
東晃平

 オリックス・東晃平投手(24)が、3日の日本ハム戦(京セラD)で復帰することが2日、決まった。4月20日のソフトバンク戦(ペイペイD)で右手中指のマメをつぶし、一度登録を外れて、調整完了。オリのハムキラーが、3連敗中と苦しむチームを救う。

 「少し(登板が)空いているので不安はあるけど、いつも通りいけば大丈夫」。2軍戦を挟まず、傾斜を使った投球練習などで状態を確認してきた。13日ぶりとなる1軍マウンド。心配されるマメについても「もう大丈夫です」と、こちらも万全を強調した。

 育成から支配下登録された22年8月6日の日本ハム戦(京セラD)でプロ初勝利。同戦は通算でも7試合4勝1敗、防御率1・13の好相性だ。4月12日の対戦でデビューから続けていた連勝を8で止められたが、内容は7回1安打1失点、自責0。「自分の投球をすれば、結果はついてくるのかな」と言葉も頼もしい。

 チームは2つの借金を抱え、4位のロッテ、楽天とゲーム差なし。東が流れを変え、ここまで3勝無敗のエスピノーザ、同じく助っ人右腕のカスティーヨにつなぐのが理想だ。今季4戦4敗の金曜日に白星を運ぶことも大事な仕事。巻き返しの起点となる。(長田 亨)

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