元Ｘ　ＪＡＰＡＮのギタリスト・ｈｉｄｅさんの二十七回忌追悼コンサートが開催

　元Ｘ　ＪＡＰＡＮのギタリスト・ｈｉｄｅさんが亡くなって丸２６年となる２日、神奈川・クラブチッタ川崎で追悼コンサートが行われた。ＳＯＰＨＩＡの松岡充、氣志團・綾小路翔、ＥＸＩＬＥ　ＳＨＯＫＩＣＨＩら１６組がゲスト出演した。

　１９９８年５月２日に急逝し、今年で二十七回忌とｈｉｄｅさんの生誕６０周年を迎える。２６回目となった追悼ライブに、ｈｉｄｅさんの実弟・松本裕士氏は「ここまで力を合わせてやってこられた。そして、やってきて良かったです。ファンの皆さんは笑顔を見せてほしい」。ｈｉｄｅさんの共同プロデューサー・Ｉ．Ｎ．Ａは「『命日＝悲しい日』と思い浮かべる方も多いと思うけど、楽しんでほしい」と語る。

　今回のライブには１３００人のファンが集結した。松本氏は「日本が誇るロックスターだと思う。今聞いても古くない。Ｚ世代にまで届く曲だと思う。正直僕だってビックリしている。ｈｉｄｅさんの人間的でやさしい、親分肌な性格も届いているのかな。次のスターも出てきてほしい」と目を細めた。Ｉ．Ｎ．Ａも「人となりがファンをひきつけている。悪口を言う人はいない。音楽に関しては、時代の先の先を行っていたと思う」と話した。

　ライブに出演した綾小路は「今年も招いていただきありがとうございます。実はｈｉｄｅさんには会ったことがない。マジで、人生で会いたくて会えなかった人。一方的な思いしか伝えられない。でも、俺らは来年も再来年も、ｈｉｄｅさんの伝説を語り継がないといけない。みんな、元気でいてよ！　今年中にちゃんと人間ドック行ってよな！」と呼びかけた。