【大学野球】「清原ジュニアじゃなくて、清原正吾として」決勝フェン直二塁打&初の3安打 慶大は立大に20連勝

スポーツ報知
9回1死二塁、左中間へ先制の適時二塁打を放った慶大の清原正吾は二塁塁上でガッツポーズ(カメラ・泉 貫太)

◆東京六大学野球 春季リーグ戦 第4週第1日 ▽慶大2―0立大(4日・神宮)

 慶大が先勝し、立大戦の連勝を4分けを挟んで「20」に伸ばした。清原正吾内野手(4年=慶応)が「4番・一塁」でスタメン出場すると、0-0の9回1死二塁、左中間に決勝のフェンス直撃となる二塁打。4打数3安打1打点と暴れまくった。

 清原は試合を決める一打に「打った瞬間は『どこまでも飛んで行ってくれ』と願いを込めて、全力で走りました。4番というのは僕にとって特別な打順。やっと4番らしい仕事ができたのかなと思います」と快活な表情で語った。

 中学時代はバレーボール部、高校時代はアメフト部と6年間のブランクがありながら、名門・慶大の主砲を担い、確かな結果を残している。

 父はレジェンド・和博さん。注目が集まるが「清原ジュニアじゃなくて、清原正吾としてみんなに名を響かせたい」とキッパリ。「すごい応援で力になっている。みんなの気持ちを込めて、明日勝ち点をとりたい」と意気込んだ。(加藤 弘士)

 ◆清原 正吾(きよはら・しょうご)2002年8月23日、東京都生まれ。21歳。慶応幼稚舎3年から「オール麻布」で野球を始め、中学ではバレーボール部、慶応高ではアメフト部でプレー。慶大入学後に野球に再チャレンジ。昨春の法大戦で公式戦初安打。弟の勝児内野手は慶応高の昨夏の甲子園Vメンバー。50メートル走6秒5。遠投100メートル。186センチ、90キロ。右投右打。

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