「不完全燃焼。このままではいけない」やり投げ・北口が今季国内初戦Vも61メートル83 試合後は100人が出待ち

スポーツ報知
北口榛花

◆陸上 水戸招待(5日、茨城・ケーズデンキスタジアム水戸)

 女子やり投げで、昨年世界選手権女王のパリ五輪代表、北口榛花(26)=JAL=が今季国内初戦に臨み、最終6投目で61メートル83をマークして優勝した。1投目から60メートル越えを見せたが、その後大きく飛躍はせず「不完全燃焼。感覚的に合っていない」と反省。次戦のセイコー・ゴールデングランプリ(19日、東京・国立競技場)へ「このままではいけない」と引き締めた。

 昨年8月の世界選手権を制してから初の国内での実戦。会場には多くのファンが詰めかけ、試合後は約100人が出待ち。サインを書いたポストカードを配るなど交流し「自分ができることがあれば頑張りたい」と陸上界の発展にも力を入れていく。(手島 莉子)

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