避難者数4606人 能登半島地震

がれきが残り、復旧が進まない輪島朝市=30日、輪島市内

 石川県が30日に発表した能登半島地震の被害状況によると、各市町に開設された1次避難所やホテルや旅館の2次避難所などに身を寄せる避難者数は4606人(前回発表比389人減)となった。地震発生から5月1日で4か月を迎える中、いまだ多くの住民が避難生活を余儀なくされている。

 内訳は1次避難所が175人減の2420人、広域避難所が20人減の198人、1.5次避難所が2人減の66人、2次避難所が192人減の1922人。住宅被害は185戸増の7万8568戸となった。

 災害関連死を含む死者数は245人、行方不明者は3人で変わっていない。断水は輪島市、珠洲市、能登町の3780戸で続いている。

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