【カープ道】祈る!復活!プレーからプライベートまで鯉の天才・西川龍馬を徹底分析

鯉の天才と言われる西川龍馬選手。本拠地開幕戦ではサヨナラヒットで勝利に導くと、5月は自身初のサヨナラHRも放つなど勝負強さを発揮。開幕からの快進撃を支えた。打線の中軸として欠かせない存在だったが、6月に入りコンディション不良のため登録を抹消。広島ホームテレビ『カープ道』では、そんな今だからこそ、チームの躍進に欠かせない西川選手の復活を願って大特集。西川選手と親交のあるゲストと、プレーだけでなく、プライベートも明かし、西川選手を徹底解剖する。

カープ道 今回は西川龍馬論!!

ゲストは王子硬式野球部の船越涼太さん、埼玉武蔵ヒートベアーズの辻空さん。ボールボーイ・佐竹佑一さん、ザ・ギース・尾関高文さん。

カープ道 今回のゲストは、船越涼太さん(王子硬式野球部)、辻空さん(埼玉武蔵ヒートベアーズ)、佐竹佑一さん(ボールボーイ)、尾関高文さん(ザ・ギース)

「龍馬とはカープ入団前に社会人の王子硬式野球部にいて、僕が一年先輩」と話す船越さん。2015年のドラフト4位でカープに指名された船越さんは、5位の西川選手と同期入団だ。ドラフトの日は「速報を見守っていたが、三巡目ぐらいで名前がなかったので、あきらめて寮の部屋に戻ったところに友人から“広島おめでとう”ってメッセージがあった。僕の次の指名が龍馬だって聞いて、そんなこともあるんだと驚いた」という。実感がなく、抱き合って喜ぶこともなく、「やったすね〜」と声をかけ合ったくらいだっだとも明かす。

カープ道 船越涼太さん(王子硬式野球部)

西川選手は幼い頃から、毎日自宅でティーバッティングを1000球するほど超熱血の父・善博さんと二人三脚で野球に取り組んだことでも知られる。船越さんも「お父さんとの話はよく聞いていた。中学校では、練習優先だからと修学旅行に行かせてもらえず。仕方なくグラウンドに行ったら、(大正リトルシニアの)監督が驚いて、“お父さんに行くなと言われた”と理由を話すと、後からお父さんが監督に怒られた」というエピソードを披露した。

カープ道 中学時代、練習優先で修学旅行にはいけず・・・

船越さんは、「龍馬の第一印象は、ヒョロヒョロでガリガリ。すごい偏食で、鮨店に行っても玉子とかコーンばかり。ポテトチップスとかスナック菓子ばかり食べていた」と話す。同級生として一緒によく食事に行くという辻さんも、「僕が先に行って待っている時は、フライドポテトを頼んでおけば間違いない」と同意する。ボールボーイ佐竹さんの情報によると、西川選手は体を大きくしてスキルアップしたいということで、大好きなコーラをやめて炭酸水にし、スナック菓子もやめたらしい。

カープ道 辻空さん(埼玉武蔵ヒートベアーズ)

辻さんは、2012年に育成ドラフト1位でカープに入団。4年目のシーズンに支配下登録を勝ち取るも、ケガに悩まされ2018年に退団。現在は独立リーグの埼玉武蔵ヒートベアーズで選手兼投手コーチを務める。2016年に西川選手が入団した当時、辻さんはプロ4年目。「1月にある合同自主トレで、ランニングしている時に同級生でもあったので声をかけた。話したらお互いカラオケが好きだとわかって意気投合した」と振り返る。西川選手が得意な曲は、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE「LOVE SONG」。辻さんが好きなアーティストはDEEPだという。

カープ道 西川選手が得意な曲は「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」の「LOVE SONG」

辻さんがピッチャーとして西川選手と対戦したのは「紅白戦で一度だけ。見事に右中間にツーベースヒットを打たれた。試合の後に“雑魚”と言われた」と言い、「あれは失投」と付け加えた。

カープ道 一度だけの対戦は西川選手に軍配

プロ1年目の2016年、開幕一軍を勝ち取った西川選手。ここ一番の勝負強さを発揮して、開幕2戦目の初打席で3ベースヒットを放った。ザ・ギース尾関さんは「入団前、普段言い切ることのない松本有史(ともふみ)スカウトが“西川と言ういい選手を獲った。今年から活躍するよ”と絶賛されていただけある」とうなずく。

カープ道 尾関高文さん(ザ・ギース)

昨年打撃改革を行った西川選手。理想とするフアン・ソト選手モデルのバットを手にした日の試合で4安打も放った。ヒットメーカーの勝利に導く一打を早く見せてほしい、とファンは願うばかりだ。

カープ道 西川選手の復活を願う

 

広島ホームテレビ『カープ道』(水曜深夜) 7月6日放送
ライター 湯谷葉子

LINE はてブ Pocket