西川龍馬論第2弾!先輩と同級生をゲストに迎え、鯉の天才打者の魅力を語り尽くす【カープ道】

鯉の天才と言われる西川龍馬選手が8月6日、マツダスタジアムに帰ってきた。上位進出に欠かせないキーマンが加わり、厚みが増した鯉打線。そこで広島ホームテレビ『カープ道』では、復帰を待ち焦がれていた西川選手を大特集。第1弾(7月6日O.A.)に続き、ここでしか聞けない知られざる魅力や、天才的な打撃を徹底分析。さらに好きになるような優しい人柄にまつわるエピソードも披露する。

カープ道

ゲストは第1弾と同じく、王子硬式野球部の船越涼太さん、埼玉武蔵ヒートベアーズの辻空さん。ボールボーイ・佐竹佑一さん、ザ・ギース・尾関高文さん。

カープ道 左からボールボーイ・佐竹佑一さん、埼玉武蔵ヒートベアーズの辻空さん、王子硬式野球部の船越涼太さん、ザ・ギース・尾関高文さん。

2015年、社会人の王子硬式野球部の一年先輩である船越さん(ドラフト4位)と共に、ドラフト5位でカープに入団した西川選手。ルーキーながらキャンプは一軍スタート。尾関さんは「東出輝裕コーチが、西川選手は天才過ぎて直す所がないと言われていた」と、入団時から首脳陣の注目を浴びていたことを明かす。

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開幕一軍デビューとなった西川選手のポジションはサード。そしてプロ初打席は、3塁打の鮮烈なデビュー。ルーキーイヤーから攻守にわたりその存在感を見せつけた。

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西川選手について、船越さんは「天才なのかもしれないが、それプラスの努力がある。もちろん天才的な技術があるが、良い意味で周りを気にしない。ブレないし、自分を持っている。気持ちの切り替えも早い」と言う。

カープ道 西川選手について語る船越さん

辻さんは、2012年に育成ドラフト1位でカープに入団。4年目のシーズンに支配下登録を勝ち取るも、ケガに悩まされ2018年に退団。現在は独立リーグの埼玉武蔵ヒートベアーズで選手兼投手コーチを務める。2016年に西川選手が入団した当時、辻さんはプロ4年目。同級生ということで意気投合したという。西川選手について「何でも無難に上手い。カラオケやダーツなど何をやっても上手い。感覚がいいのかな」と讃える。

カープ道 西川選手について語る辻さん

船越さんは「僕が今シーズンから外野をやるかもしれないので、外野のグローブが欲しいと連絡したら、RYOMAの名前入りのグローブを送ってくれた」と言い、辻さんは「独立リーグは道具を揃えるのが大変だと伝えたら、バットやバッティンググローブなどをチームに送ってくれた」と、二人ともが西川選手の仲間思いの心温まるエピソードを披露した。

カープ道 西川選手にもらったというグローブを披露する船越さん

コンディション不良から復帰し、放ったのはプロ野球通算・令和5000号となる記念すべきHR。西川選手の今シーズンのベストシーンは、口を揃えて本拠地開幕戦(3月29日)でのサヨナラヒット。1点を追う9回の裏、1アウト満塁のチャンス。ライトの頭上を越えるサヨナラヒットを放ち、本拠地開幕戦をサヨナラ勝利に導いた。さらに5月7日のDeNA戦では、プロ初のサヨナラHRで勝負強さを発揮した。

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船越さんは「先輩と一緒に4月の中日戦を観戦したが、龍馬は4三振。先輩が励ましのメッセージを送ったら“バットが磁石で打てなかった。明日は打てる”と返信が。そうしたら翌日本当に打った」と驚く。辻さんは「去年の最終戦を観に行ったら、めちゃくちゃ打っていた」と振り返る。西川選手の練習については「大野練習場とかでのバッティングの練習メニューは毎回同じ。小さい頃からルーティーンで練習してきたので、これをやれば大丈夫みたいなものを持っていると思う」と話す。

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最後に尾関さんが「西川選手がHRを打った時のバット投げがすごい。めちゃくちゃかっこいい」と言い、さらに「打った時にウインクする“龍馬ウインク”が、龍馬女子たちをキュンキュンさせている」と、胸キュン仕草も披露した。

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広島ホームテレビ『カープ道』(水曜深夜) 8月17日放送
ライター 湯谷葉子

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