エルヴィスの娘、リサ・マリー・プレスリーさんが死去。「胸の張り裂ける思いです」と母親

父親の思い出について「いつも、夜中に私を起こして歌ってくれました」と語っていたことも
リサ・マリー・プレスリーさん(2015年5月7日)
リサ・マリー・プレスリーさん(2015年5月7日)
via Associated Press

故エルヴィス・プレスリーさんの娘でシンガーソングライターのリサ・マリー・プレスリーさんが1月12日、亡くなった。AP通信が報じた。54歳だった。

プレスリーさんは12日に自宅で心停止を起こした後、搬送された。母親で俳優のリサ・マリー・プレスリーさんも、病院に運ばれたと伝えていた。

プリシラ・プレスリーさんは、「私の美しい娘リサ・マリーが私たちの元を去ったという胸の張り裂けるニュースをお伝えしなければならず、とてもつらい思いです」「彼女は私が知っている中で、最も情熱的で強く、愛情深い女性でした」とAP通信への声明で述べた。

リサ・マリー・プレスリーさんは、2日前の10日に開かれたゴールデングローブ賞に出席。

この第80回ゴールデングローブ賞では、映画『エルヴィス』で、エルヴィス・プレスリーを演じたオースティン・バトラーが、主演男優賞(ドラマ部門)を受賞した。

テネシー州メンフィスで生まれで、エルヴィス・プレスリーさんと俳優のプリシラ・プレスリーの唯一の子どもだった。

音楽のキャリアを通じて、2012 年のアルバム「Storm & Grace」を含む、3枚のアルバムをリリースしている。

さらに、父親活動を開始した伝説的な地として知られるメンフィスで、ホームレスと識字率向上のための支援活動を行ってきた。

父親の思い出、4度の結婚

プレスリーさんは、エルヴィスさんとプリシラさんが結婚してから9か月後の1968年2月1日に生まれた。 4歳の時に両親が離婚し、母親と一緒にロサンゼルスに引っ越した。

父親のエルヴィスさんはそれから3年後の1977年に亡くなった。

父親について「彼はいつも、夜中に私を起こして歌ってくれました。テーブルに乗って歌ってくれました」と2007 年に「グッド・モーニング・アメリカ」で語っている。

「私にとって彼はいつも父親ですが、とてもエキサイティングな父親です」

エルヴィス・プレスリーさんと娘のリサ・マリー・プレスリーさん
エルヴィス・プレスリーさんと娘のリサ・マリー・プレスリーさん
Frank Carroll via Getty Images

リサ・マリー・プレスリーさんは4回結婚している。最初の夫はミュージシャンのダニー・キーオさんで、その後歌手のマイケル・ジャクソンさん、俳優のニコラス・ケイジさん、ギタリストのマイケル・ロックウッドと結婚した。

プレスリーさんには俳優のライリー・キーオさんを含む4人の子どもがいるが、息子のベンジャミン・キーオさんは2020年に亡くなっている。

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。

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