マツダの戦略が分岐点にさしかかっている。第2四半期決算の厳しい数字。第7世代の話題の中心でもあるラージプラットフォームの延期。今マツダに何が起きていて、それをマツダがどう捉え、どう対応していくつもりなのか? その全てを知る藤原清志副社長がマツダの今を語る。そのインタビューを可能な限りノーカット、かつ連続でお届けしよう。
池田 すでにラージプラットフォームの遅れに対応するための第6世代の大幅改良については、号令が掛かっているんですね? それ大変なことですよね? えーとラージプラットフォームは、何年に出てくるようになってましたっけ?
藤原 ラージは21年、22年ですね。
池田 そうするとMAZDA6(アテンザ)って、あれ13年デビューですよね? 10年頑張らせる?
藤原 もちろん(笑)。
池田 つらいですねぇ。
藤原 つらくないですよ。私は直していけば、十分持つと思っているんですけどね。MAZDA6は、初代から一度大幅変更してますしね。12、3年に出たときから比べたら随分よくなっていますけど、またもう一度変える。十分できると思ってます。
池田 うーん、そうはいうものの、例えばシャシーの環状構造とかまで手を入れたりできるものなんですか?
藤原 します(笑)。
池田 そこまでやる。
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