値上げしてもよいと思うもの 3位「おむつ」、2位「ビール」、圧倒的1位は?影響が出たものは「電気」「ガソリン」(1/2 ページ)

» 2022年02月21日 12時40分 公開
[サトウナナミITmedia]

仕事に役立つ調査データ:

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案、マーケティングに役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

 2022年は値上げの年といわれるほど、光熱費や食料品の値上げが相次いでいる。液化天然ガス(LNG)の価格高騰で、電気料金やガス料金の値上げが続いているほか、小麦粉や食用油の値上げにより、食パンやマヨネーズといった食品の価格も上がっている。

 消費者が「値上げの影響があった」と感じている商品は一体何なのか――NEXERが運営する「日本トレンドリサーチ」が「値上げについてのアンケート」を実施した。

日本トレンドリサーチ 値上げについてのアンケート

 まず、値上げで自身の生活に影響が出たものを尋ねた。その結果、60.0%が「電気」と回答し最多だった。また「ガソリン」(50.6%)の回答も半数を超えた。

日本トレンドリサーチ 値上げで自身の生活に影響が出たものは?(NEXER調べ)

 最も値上げしてほしくないものも「電気」(44.6%)が最多で、続いて「ガソリン」(20.2%)となった。また、「たばこ」(7.0%)、「通信料」(5.1%)は生活に影響が出たと回答した人は少なかったが、値上げしてほしくないと回答した人の割合は「電気」「ガソリン」に次いで多い結果となった。

日本トレンドリサーチ もっとも値上げしてほしくないものは?(NEXER調べ)

 値上げしてほしくないものとして「電気」と回答した人からは、「生活していく上で必須なものだし、使用量を減らすのも難しいものだから」(20代・女性)、「リモートワークで冷暖房費がかかるから」(50代・男性)といった声があった。

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