NTTドコモは6月11日、端末メーカーが参加する国際認証団体GCF(英国)に対し、VoLTEの相互接続試験用にネットワーク環境を提供すると発表した。メーカー各社は今後、ドコモの商用環境を使ってVoLTE端末の相互接続性を確認できるようになる。
GCFは、携帯端末が3GPPの国際標準に準拠していることを認証する団体。通信業界団体のGSM内に設立され、通信事業者127社、携帯端末メーカー112社、試験業者14社の合計253社が会員になっている。
ドコモは相互接続試験のために商用環境を提供する通信事業者として、2005年6月からW-CDMA、後にLTEのネットワークを提供してきた。今回は世界の通信事業者として始めてVoLTE環境を提供することになったと。また同時にキャリアアグリゲーションの商用環境も提供する。
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