Amazonは9月28日(米国太平洋夏時間)、Alexaに対応する家庭用ロボット「Astro(アストロ)」を発表した。米国では2021年後半に1449.99ドル(約16万1700円)で数量を限って販売される予定だが、招待制の早期アクセス版(Day 1 Editions)では、ホームセキュリティサービス「Ring Protect Pro」(日本未提供)の6カ月無料体験サービスとのセットが999.99ドル(約11万1500円)で購入できる。
Astroは「Amazonの持つ先端テクノロジーを結集して開発された家庭用ロボット」で、家庭内の見守りはもちろん、家族とのふれあいを実現してくれるという。利用できる主な機能は以下の通りだ。
画面は回転/フリップ可能で、車輪を使って自身を動かすこともできる。移動にはローカライゼーションとマッピングを同時に行う「Inteligent Motion」と呼ばれる技術を採用し、Amazon Echo Show 15でも使われている映像認識技術「Visual ID」を使って家財や人物も認識するという。事前に「立ち入り禁止ゾーン」を設定することも可能だ。
障害物はカメラを使ってリアルタイムでチェックしており、ぶつかりそうな所は自動的に回避して移動できるようになっているという。移動中に子どもやペットが突然飛び出してきた場合でも、ブレーキをかけることで衝突を防げるとのことだ。
音声や映像を含め、Astroの各種センサーから得られるデータの処理は全てオンデバイスで処理されるようになっている。また、カメラでの撮影中など、何らかの処理を行う際はLEDライトなどで知らせるようになっているという。
ボディーサイズは約250(幅)×424(奥行き)×440(高さ)mmで、重量は約9.35kgとなる。
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