米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、自身の通訳だった水原一平氏が違法賭博に関与していたとされる問題を巡って声明を発表した。大谷が一連の件でコメントするのはこの日が初めて。その内容は以下の通り。
「現在進行中の調査もありますので、今日話せることにまず限りがあるということにもご理解いただきたいなということと、また今日ここに詳細をまとめたメモがありますので、そちらの方にしたがって、何があったというのを説明させていただきたいなと思います」
「まず初めに僕自身は何かに賭けたり、誰かに代わって何かのスポーツイベントに賭けたりとか、それをまた頼んだりということはないですし、僕の口座からブックメーカーに対して誰かに送金を依頼したことももちろん全くありません。また数日前まで彼が(水原氏)そういうこと(賭け事)をしていたということも全く知りませんでした」
「結論から言うと、彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつ(代理人やチーム関係者ら)周りのみんなに嘘をついていたというのが結論から言うと、そういうことになります。
まず最初に言うと、先週末、韓国ですね。僕の代理人に対してメディアの方から私が違法なブックメーカーに関与しているのではないか、賭博に関与しているのではないかと連絡がありました。そして僕がこのギャンブルに対する問題を初めて知ったのは韓国の第1戦が行われた試合の後のチームミーティングのときです。そのミーティングで彼はすべて英語で話していたので、僕にそのときは通訳がついていなかったので、完全には理解できていなくて、なんとなくこういう内容だとは理解できていたけど、なんとなく違和感を感じていました」