日本でここだけ！宮崎・都井岬は「馬の楽園」絶景の中で野生馬に出会える！ | 時遊zine

日本でここだけ！宮崎・都井岬は「馬の楽園」絶景の中で野生馬に出会える！

宮崎県の都井岬（といみさき）は、日本で唯一、野生馬に会える場所！と聞いて、やってきました！

都井岬は、宮崎県串間市・日向灘の南端で太平洋に面している岬。

太平洋沿いの道に癒されながら走っていると、野生の馬、御崎馬（みさきうま）に出会えるという珍しい場所です。

ここで会える御崎馬（みさきうま）は日本在来馬なんですが、ちょっと珍しい品種だそう。

今ではとても貴重だそうで、串間市によると「御崎馬は純粋な日本在来馬として国の天然記念物に指定されている」のだそうですよ。

都井岬に…馬が全然いない？！

実は、都井岬に入ってから、なかなか馬に巡り会えず、ヤキモキしました。こんな感じで眺めのいい道は続くものの、

走っても走っても、馬はまったく見当たらず…。

全然出会えないので、都井岬を2往復くらいしながら「本当に野生馬なんているのか…？」と、少し疑い始めたときでした。

道を塞ぐように並んでいる御崎馬に、やっと会えました！場所は、都井岬ビジターセンターの前。

やっと見つけた馬に、群がる人々。建物の近くをウロウロしている馬だけあって、人に慣れている様子。接近してもまったく動じません。

これが御崎馬かぁ。顔がデカイ（ような気がする）。見慣れている馬とはフォルムが少し異なり、どこかロバに近いような印象を受けました。

こんな感じのワイルドな子もいます。

ここで暮らす御崎馬は野生のため、自由気ままにあちこち移動しています。しかも、急斜面でも平気な顔して登っていくため、タイミングが悪いと車道から見えない場所に潜んでいることもあるようです。

でも。

ビジターセンターの前で出会った馬たちは、どこか人に慣れすぎていて、しかも自動販売機の横で見かけて…、「野生馬」と言われてもなんだかピンとこない。

もっと野生馬らしい馬たちに出会いたい！と、再び車を走らせ、御崎馬の捜索を開始します。

御崎馬が見つからない時は、目線よりも高い場所を見上げてみて

さっきの御崎馬は、車道をパカパカと歩いていましたが、それ以降はなかなか出会いません。うーん、困った…とふと上を見上げると、上の方にいるではないですか！

急いで車を止めて、馬たちに接近してみました。

いました！御崎馬です！！

さっきの馬とは違って、ちょっと迫力があります。近づいていくと、ピリつく馬もいるので驚かせないように、そっと少しずつ近づいてみます。

様子を見ながら、距離を少しずつ詰めてみる

中には、人の目をまったく気にしない馬もいましたが、体の大きな馬や、仔馬と一緒にいる母馬はピリリと警戒している様子。

「それ以上近づくんじゃねぇぞ」と威圧してくる馬も

さらに山を上へと登っていくと、下からは見えなかった場所にも御崎馬の姿を発見！

高い場所にいる馬ほど、警戒心が強そうに感じました。観光地化されている場所とはいえ、やはり野生の馬。

程よい距離感を保って同じ空間にいるのを楽しむのが、丁度良さそうです。

都井岬で御崎馬に出会えた場所

私たちが御崎馬に出会えたのは、都井岬の中で“夕陽が見えるスポット” として案内されていた、小松ケ原広場のすぐ近く。

ちょうど車を停車するのにピッタリな広いスペースがあり、さらに眺めも最高という絶好スポットです。

ここに車を置いて、山手に登って行ったところでたくさん御崎馬と出会えました。野生馬に近づく時の注意点として、近くには看板が以下のように立ててあり、

• エサは与えてはいけない
• 触るのもNG
• 馬の後ろに回ると危険（蹴られる可能性）
• 事故やケガは自己責任

とのこと。

一見、落ち着いて見える馬も、野生馬。御崎馬に会いに行くときは、十分ご注意下さい！

動画で見る、都井岬の御崎馬（みさきうま）

以下の動画は、都井岬の風景と、そこで生活している野生馬・御崎馬（みさきうま）の様子。

眺めのいい展望スポットや、中に入れる灯台も

都井岬は「ほとんど人の手が入っていない岬」と案内されていますが、実際には敷地内にはいくつも建物があり、ビジターセンターや観光ホテル、灯台や神社などがあります。

都井岬ビジターセンター

小高い場所に建ち、白くひと際目立っている「都井岬灯台」までは、車で行くことが出来ます。

有料ですが灯台の上から景色を見渡すことも出来るようになっていますよ。

名称	都井岬（といみさき）
住所	宮崎県串間市大字大納42-1（都井岬ビジターセンター）
維持協力費	車400円 / バイク100円（都井岬のゲートで徴収）
問合せ	0987-72-0479（串間市観光協会）
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