新島学園短期大（岩田雅明学長）は30日、来年4月にキャリアデザイン学科に「フードビジネス専攻」を開設すると発表した。就職先として食品メーカーなど食に関わる分野を想定。生産から加工、販売までのプロセスを総合的に学べるようにし、商品開発などを通じてビジネスと食をつなぐ人材の育成を目指す。
大手コンビニの商品開発経験者らによる特別講義や演習、群馬県内生産者、食品加工会社、スーパーと連携したフィールドワークなど特色ある教育内容を目指す。
同日、高崎市役所で会見した岩田学長は「時代や環境の変化に対応できる学びを模索し、食をテーマに選んだ。さまざまな食材がビジネスとして成り立つようにしたい」と狙いを説明した。
同短大の2学科のうち、キャリアデザイン学科をフードビジネス専攻（入学定員30人）とキャリアデザイン専攻（同100人）の2専攻体制に再編する。同学科の定員は現在の130人を維持する。
