もぎたての果実を口いっぱいに GNホールディングス運営の託児所(群馬・前橋市)が「循環型イチゴ」収穫体験

もぎたてのイチゴを食べる園児

 群馬日産などをグループに持つGNホールディングスが運営する託児所「まいにちほいくえん」(群馬県前橋市総社町)の2歳児クラスの園児5人が2日、高崎市中尾町のビニールハウスでイチゴの収穫体験をした。イチゴは同社が立ち上げた農業法人「mino―lio(ミノリオ)」が栽培。園児たちはもぎたての果実を口いっぱいに頬張っていた。

 同社は自動車やトラックのエンジンオイルの交換で排出する廃油を加工し、再生重油を精製。同農業法人がイチゴ栽培に使う暖房の燃料に利用し、循環型農業に取り組んでいる。

 イチゴを食べた桜井燈真ちゃんは「大きいイチゴが採れた。おいしかった」、大和田麻央ちゃんは「家でお母さんと食べたい」と話していた。

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