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彼氏の“サプライズ”でヒールのまま山に連れて行かれ…「情けなさすぎる告白」に別れを決意

まだまだ続く、キャンプブーム。しかし、中にはひとりよがりになってしまい、散々な結果になるケースも……。 自称・キャンプの達人の彼氏に振り回され、地獄のような一夜を過ごした片倉芳美さん(仮名・31歳)にお話を聞きました。「地獄のキャンプ」とは一体どんなものなのでしょうか。

サプライズされたら、みんな嬉しいんだろ!? という勘違い

サプライズキャンプのイラスト「去年の春、彼氏と連休に会う約束をしていて、『泊まりの用意をしてきて』と言われていたので旅行にでも行くのかなって思っていたんです。ちょうど付き合って3年目の記念日だったし。 でも、私の家に迎えに来てくれた彼の車を見たら、なにやら荷物やクーラーボックスがぎっしり。そして出発して初めて、『今日キャンプ行くから』と告げられました」 サプライズキャンプ! ……いきなり知らされたほうは、普通に戸惑いますよね。 「そうなんですよ。私の服装も街中でデートするような軽装だったし、なによりヒールだし。荷物も、替えの洋服と化粧品や化粧水セットくらいしか持ってきていないのに。しかも行く場所は、標高がそこそこ高い山の中のキャンプ場だって言うじゃないですか。もう、ウキウキでテンションが上がっている彼とは真逆で、『どうツッコめばいいの?』と、終始真顔で気分は最悪でした」

サバイバル系YouTubeを見まくっていた彼氏に嫌な予感

彼氏さんはコロナ禍でキャンプに興味をもち、山でひとり一夜を過ごす芸能人たちのソロキャンプの動画を何時間も見るほどハマっていたそうです。 「もの凄く“にわか”勢ですよ……。思いきり初心者なのに、見ている動画が『サバイバルナイフと火打石だけで、1週間生き抜く』みたいなガチサバイバルばかりだから、『私、どこに連れて行かれるの!?』ってものすごく不安でした」
山のキャンプ場

写真はイメージです(以下同じ)

今回は彼女さんが一緒ということで、寝袋やテント、焚き火台などは持参していたという彼氏さん。それでもさすがガチ勢というべきか、到着したキャンプ場は敷地の中央に水道台があるだけのシンプルな造りでした。街灯も少なく、徒歩で10分のところに年季の入った公衆トイレがあるだけだったそう。
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めちゃくちゃ寒い山中で、彼氏から「とんでもない告白」
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