彼のスマホにしつこい着信が…出てみると「パパ!すぐに来て!」の絶叫が。その理由は…
熱烈な恋愛をして「運命の相手かもしれない」と思ったことがある人もいるのではないでしょうか。
今回お話を聞いたミサキさん(仮名)も、運命だと思った相手がいたそうですが、彼が忘れていったスマホがきっかけで“人違い”だったことに気づいたそうです。
Webデザインの会社に勤めているミサキさんは、複数社のクライアントを担当する人気のWebデザイナー。スキルアップのために参加した講習で、同じくWebデザイナーとして働いているタツオさん(仮名)と知り合いました。
「タツオさんは私よりも10歳上で、出会った当時は35歳でした。10年前にフリーランスとして独立したと話していて『今の私の年齢で独立したなんてすごい!』と思ったことを覚えています」
最初は情報交換のために連絡先を交換した2人ですが、たまに時間が合えば仕事の合間にランチをする間柄に。ミサキさんは仕事の愚痴や相談をするうちに、タツオさんの包容力に惹かれていき「運命の相手ではないか」と思うようになったそうです。
2人は初対面から3カ月ほどで深い関係になり、週1くらいの頻度でタツオさんがミサキさんの家に泊まりに来るようになりました。
そんな折、ミサキさんが26歳の誕生日を迎えます。初めてタツオさんと過ごす誕生日を楽しみにしていたミサキさんは、自分の誕生日は有給休暇を取得したそう。タツオさんも、ミサキさんの誕生日は一緒に過ごせるように、前日から泊まりに来てくれました。
「日付が変わって私の誕生日になった瞬間、タツオさんから『おめでとう』の言葉とネックレスをプレゼントされました。初めてタツオさんからもらったプレゼントだったので、とても嬉しかったです」
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