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「ヤマハは何かが上手くいっていない」KTMのペドロサ、かつて競い合ったライバルの窮状に言及

KTMテストライダーのダニ・ペドロサは、2022年を通じて苦戦していたライバルのヤマハについて、競争力を急速に失っていた理由がわからないと語っている。

Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGP2022年シーズンのタイトル争いに敗れたヤマハ。彼らはファビオ・クアルタラロ以外明らかに苦戦していたが、なぜひとりのライダーだけが力を発揮できるようになってしまったのか、ライバルメーカーであるKTMのダニ・ペドロサ(テストライダー)も疑問に思っているようだ。

 ヤマハは2000年代中盤~2010年代中盤にかけて、MotoGPで非常に優れた成績を残してきた。バレンティーノ・ロッシが4回、ホルヘ・ロレンソが3回世界チャンピオンに輝いている。

 2021年にはクアルタラロが久々のタイトルを持ち帰ったが、翌2022年シーズンには競争力を増すドゥカティやアプリリアなどのライバルを前に、苦しい戦いが続いてしまい、連覇は出来なかった。クアルタラロのみが競争力を発揮し、僚友のフランコ・モルビデリをはじめとした他ライダーがおしなべて苦戦していたことも、ヤマハの窮状を表していた。

 そしてヤマハ・YZR-M1は2023年に更に苦しい状況を迎える可能性もある。バレンシアテストでの感触が良かったわけではなく、さらにサテライトチームを失いファクトリーの2台のみの体制になるためだ。

 こうしてヤマハが苦しんでいる状況について、KTMでテストライダーを務めるペドロサはライバルが「何かを間違えているのではないか」と語っている。

 スペインDAZNの番組に出演したペドロサは、次のように語った。

「ヤマハで何が起こっているのか、僕には分からないからコメントもできないよね」

「彼らがあれほど年間を通じてバランスのとれた競争力のあるマシンから、特定のライダーがなんとか力を発揮させるようなマシンへと変化してしまった理由は不明だ」

「そして、ライダーの求めるレベルにすら達していなかった」

「何かが起こって、上手くいかなかったのか、もしくは開発プロセスで適切な指示がなかったのかもしれない」

 ただ、2023年シーズンに向け、ペドロサはライバルを侮ることもなかった。

「世界選手権の状況は急速に変化することもあるというのは、証明されていることだ」

「ドゥカティは最近好調で来ているから、新シーズンも強力なスタートを切ってくるかもしれない。でも、冬の間には色々なことが起こるし、まだ時間は残っている」

「僕は待つのも好きだし、サプライズは常にあるものだからね」

 
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