神奈川県卓球協会100周年イヤー 各カテゴリーに冠大会 「強い神奈川」復活へ

大会会場で、参加選手に声をかける近藤会長(右)=横浜武道館

 「県卓球協会100周年」を掲げた中学生の県学年別卓球大会横浜地区大会が3日、横浜市中区の横浜武道館で始まった。近藤欽司会長は、次代を担う世代に「『強い神奈川』の復活へ皆さんの精進に期待しています」とエールを送った。

 同協会は1925年に行われた県の予選会を機に設立。今年を100周年イヤーと位置付け、小学生、中学生、高校生、社会人、レディースの各カテゴリーの大会の一つに、100周年を冠して開催していく。

 節目を迎えたことを広く県民に知ってもらおうと、さまざまなイベントを用意。11月上旬に元五輪銀メダリストの石川佳純さんを招きトークイベントや実技指導を行い、同月下旬には式典を予定している。

 近藤会長は「諸先輩方の努力によって、神奈川は国民体育大会で優勝を重ね、歴史を積み上げてきた。最近は少し低迷しているが、『強い神奈川』の復活に向けて力を注いでいきたい」と話していた。

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