神戸製鋼ラグビー部総監督に就任した平尾誠二ゼネラルマネジャー(右)と後藤翔太新主将=2007年3月、5日午後、神戸市東灘区の神戸製鋼ラグビー部クラブハウス

 ラグビー日本代表などで不動の司令塔として活躍し、代表監督も務めた神戸製鋼ラグビー部の平尾誠二ゼネラルマネジャー(GM)が20日午前、死去した。闘病生活をしていた。53歳。京都市出身、自宅は神戸市東灘区。

1963年1月21日 京都市生まれ

 80年     伏見工高3年時に全国高校選手権優勝

 82年     史上最年少(当時)の19歳4カ月で日本代表選出

 82~84年   同志社大で史上初の大学選手権3連覇

 86年     神戸製鋼に入社

 87年     第1回ワールドカップ(W杯)出場

 88年     日本選手権で初の日本一(~95年まで7連覇)

 91年     第2回W杯で主将を務め、日本の初勝利に貢献

 95年     第3回W杯出場

 97年     日本代表監督に就任(~2000年)。神戸製鋼ではゼネラルマネジャー(GM)としてチーム強化に尽力。

 98年1月   現役引退を正式に表明

 99年     日本代表監督として第4回W杯に出場

2007年     神戸製鋼のGM兼総監督として7年ぶりに現場復帰(~14年)

 12年     ラグビーW杯2019組織委員会理事に就任

 15年     同組織委の事務総長特別補佐に就任