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コベルコ神戸スティーラーズのクラブハウスに完成したレガシーウオール。V7時代や阪神・淡路大震災などを写真で刻む=7日午後、神戸市東灘区御影浜町
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コベルコ神戸スティーラーズのクラブハウスに完成したレガシーウオール。V7時代や阪神・淡路大震災などを写真で刻む=7日午後、神戸市東灘区御影浜町

 来年1月に開幕するラグビーの新リーグ、リーグワン1部のコベルコ神戸スティーラーズ(旧神戸製鋼)が新築したクラブハウス(神戸市東灘区)の通路壁に設けた「レガシーウオール」が完成した。歴代の選手名に加え、栄光の歴史や母体となる神戸製鋼所の歩みを約50枚の写真で伝える。

 7日、報道陣に公開された。クラブハウスは今夏に運用が始まり、ウオールに500人を超える選手名が並んだ。福本正幸チームディレクターが社史などから選定した写真がこのほど、ウオールに加わった。

 写真は1905年の創業から始まり、28年の創部後、初の部内マッチを写した一枚もある。神戸市を襲った戦争や災害も記録し、神戸大空襲と阪神・淡路大震災の写真は神戸新聞社が提供した。震災の写真の隣に、日本選手権7連覇を成し遂げたフィフティーンの集合写真が並ぶ。

 福本チームディレクターは「OBが代々つないできて今がある。選手らには歴史の重みを感じてほしい」と話している。(有島弘記)

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