「サンリオ展」好調、来場者1万人突破 熊本市現代美術館 6月30日まで

「サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史」で入場者1万人目となった田籠知俊さん一家(右側の4人)=3日、熊本市中央区

 熊本市現代美術館(中央区)で開かれている「サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史」の入場者数が3日、1万人を突破した。同美術館によると好調に推移しているという。

 1万人目は、東区の会社員田籠知俊さん(43)と妻の紗和子さん(34)ら家族。ハローキティのぬいぐるみなどが贈られ、田籠さん夫妻は「子どもたちはキティちゃんやポムポムプリン、クロミちゃんなどのキャラクターが好きなので、会場で写真を撮って思い出の一ページにしたい」と笑顔で話した。

 同展は1960年に創業し、450以上の魅力的なキャラクターを生み出してきたサンリオの歴史をひもとく巡回展。「身長はりんご5個分。体重はりんご3個分」というハローキティらのプロフィルや、平和を願う「いちごの王さま」(サンリオ創業者)がファン向けにメッセージを発信する月刊機関紙「いちご新聞」(75年創刊)の紹介など、サンリオワールドを存分に堪能できる。

 同美術館、KKTでつくる実行委員会と熊日の主催。6月30日まで。(川﨑浩平)

© 株式会社熊本日日新聞社