先日、Appleから、エントリーレベルのMacBookに関して大きな発表がありました。
12インチのMacBookと、非RetinaディスプレイのMacBook Air、Touch BarなしのMacBook Proが廃止されるということです。かわりに、エントリーレベルのMacBook ProとMacBook Airがアップグレードされて登場します。
新しいMacBook Proエントリーレベル
13インチがたったの1299ドルから購入可能な“安い”MacBook Proは、第7世代2.3GHz Intel Coreプロセッサから、第8世代1.4GHz Intel Core i5クアッドコアプロセッサにめでたくリフレッシュされました。
サイズと外観は変わっていませんし、USB-Cポートの数も同じですが、アップグレードされたMacBook Proは、「アップグレードされた素材」を採用したキーボードと、指紋でサインインができるTouch IDを備えたApple Touch Barを搭載しています。
この新素材とは何なのか、キーボードの性能や耐久性にどう影響するかは明らかではありませんが、MacBook ProエントリーレベルにTouch Bar が搭載されたということは、Touch Bar非搭載のMacBook Proは存在しなくなるということです。
新しいMacbook Proには2つのバージョンがあります。1299ドルの128GBモデルと、1499ドルの256Gモデルです。
新しいMacBook Air
12インチのMacBookを廃止したということは、Appleは、軽量ノートパソコンを探しているユーザーが、True Tone対応のRetinaディスプレイを搭載したMacBook Airに戻ることを望んでいるように見えます(True Toneディスプレイは、周囲の明るさに応じてディスプレイの色と明度を自動的に調整することができる)。
新しいMacBook Airのそのほかのスペックは、第8世代Intel Core i7プロセッサとRetinaディスプレイを搭載した以前のMacBook Airと同じです。今回の変更で、非RetinaディスプレイのMacBook Airは廃止され、新しいMacBook Airは値下がりしています。エントリーモデルのMacBookが1099ドルから購入できるようになりました。
SSDも少しお安く
大容量SSDをMacBookに積みたかった人には朗報です。
AppleはSSDのアップグレード価格を半額に値下げしました。その結果、大容量SSD搭載のMacBookは、「かなり高額」から「そこそこ高額」になりました。9t05Macが価格プランを概説していますが、15インチのMacBook Proエントリーレベルを例にとると次のようになります。
256GBのSSDを搭載したエントリーレベルの15インチMacBook Proを見てみましょう。 以前は、512GBへのアップグレードは200ドル、1TBのSSDへは600ドル、2TBのSSDにするには1200ドル、ハイエンドの4TBモデルは3000ドルかかりました。今回、同じアップグレードがそれぞれ、200ドル、400ドル、800ドル、1600ドルのプラスで可能となりました。
最近MacBookを購入した人は(iMacやMac Miniでも)、Appleに相談してみましょう。返品・返金に応じてもらえる可能性があります(あるいは、14日間の返品ポリシーを利用する)。SSDをアップグレードして購入した人も、いくらかのお金を取り戻せるかもしれません。
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Image: Brendan Hesse, Apple
Brendan Hesse - Lifehacker US[原文]