偶然か必然か、身近なモノにチタンが使われることをよく耳にするようになってきました。
たとえば、Appleは最新のApple Watchにチタンを使ったり、アメリカではリリースされているApple Cardにもチタンが使われています。
現在、machi-yaでクラウドファンディングをしている真空サーモボトル(水筒)「Therma 3.0」もチタン製で、現時点で約1200万円の支援を集めています。
身近なものに使われるチタンの一体何がいいのでしょうか? 真空サーモボトル「Therma 3.0」を実際に使ってみることにしました。
軽くて強度が高くて、臭いがつかない?
チタンの特徴を簡単にまとめると以下の3つが主なもの。
- 軽くて持ち運びが便利
- 強度が強く腐食しにくい(破損や錆びとはほぼ無縁)。
- 高い抗菌力
これに加えて、1年ほど前にリリースされた旧モデル「Therma 2.0」を使っている友人に聞いたところ、「軽いのはもちろん、コーヒーの臭いがボトルにつかない」とのこと。
水筒を使っている方はわかると思いますが、コーヒーを入れると、その臭いがボトルについてしまい、他の飲み物には使えなくなってしまうことがあります。
もし臭いがつかないなら、これ1本で毎日飲み物を変えてもいいというわけです。
こうしたチタンの特徴を踏まえて、実際に使ってみた感想をご紹介します。
260gで持ち運びが楽になった
軽量性についていえば、260gは軽く感じました。私はよくバックパックにボトル(水筒)を入れて持ち歩くのですが、ボトルを取り出すとバックパックが軽く感じることがよくあります。
その度に、水筒=重いものというイメージがあったことも関係あるかもしれませんが、りんご1個分ほどのTerma 3.0は軽く感じました。
また、個人的に一番好きだったところは、チタンならではの手触り感です。少しざらっとしたような手触りは、ステンレスのようなツルツルしたものとは全く異なるものです。単なる高級感ともまた違う、特別な素材感を味わえるところに満足感がありました。
コーヒーの臭いはつくのか?
もう1つ、飲み物の臭いがつくのかも簡単にですが実験してみました。
結論としては、3日間、毎日コーヒーを8時間ほど入れて、仕事で使ってみましたが、コーヒーの臭いはつきませんでした!
毎日コーヒーを持っていく人は、そもそもコーヒー専用として使えばいいですし、私のように気分によって飲み物を変える人なら、たった1日でコーヒーの臭いがつくこともないので、この1本で毎日いけそうです。
そもそもチタンは無味無臭なので、ステンレスの臭いが苦手な人にもおすすめです。
耐久性が高い、腐食しにくいと言われてもイメージがつきにくいものですが、軽くて臭いがつかないと言われれば、ステンレスボトルとの違いがよくわかりますよね。
金属が違うだけで、こんなにも水筒が変わるものなのかとびっくりしました。ただ、それ以上にチタンの触り心地や見た目が気に入ったので、これからも身近に使えるチタン製品が増えていってほしいなとも思います。
「Therma 3.0」は現在、machi-yaでクラウドファンディング中。1つ10,390円で支援が可能です。
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Photo: 島津健吾
Source: machi-ya