我が家では、2種類のバターを常備しておくようにしています。
冷蔵庫で保存している調理用の安いバターと、パンなどに塗りやすいよう室温で保存しているバターです。
でも、私は完璧な人間ではないので、バターキーパーに補充するのを忘れて、柔らかいバターがキッチンからなくなってしまうこともあります。
そんなときは、トーストにバターを塗る作業がちょっと厄介になります。
米LifehackerのVirginia Smith編集長がしているように、スティックのりを塗る要領で、しっかり焼いたパンにバターのかたまりをこすりつけてもいいのですが、それだとバターにパンくずがついてしまうので、誰もが満足できる方法ではありません。
ですが、その点が引っかかるという方も安心してください。トーストに完璧にバターを塗りつつ、バターにパンくずをつけない簡単な方法があります。
必要なものは、野菜の皮むき用のピーラーだけです。
溶けたバターと焼けたトーストの完璧な組み合わせ
冷えたバターをピーラーでスライスすると、熱いパンの上できれいに溶ける、細くて薄い断片にすることができます。ちょうど、この日本製の素敵なバターナイフと同じようにです。
バターのかたまりを冷蔵庫から出して表面をピーラーで削り、その冷たいバタースライスを、熱々のトーストにのせるだけ。
パンに触れたバタースライスは数秒で溶け、溶けたバターと焼けたトーストの完璧な組み合わせが完成します。
トースト以外への活用法
たとえトーストが好みでないという方でも(人の好みは本当にいろいろです)、冷たいバターをピーラーでスライスするワザを知っておいて損はありません。
熱いポップコーンにバターを混ぜたいときに、スライスしたバターを入れると簡単です。
また、壊れやすいクラッカーにバターを塗りたい場合、スライスを一切れ載せるというやり方が便利です。
それに、ローストした野菜にスライスしたバターを載せると、バターを均等に溶かすことができます。
これは、私の知るかぎり最高のピーラーの使い方だと思います。
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Image: Claire Lower
Source: MoMa
Claire Lower - Lifehacker US[原文]